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嫌疑犯X的獻身-容疑者Xの獻身(日文版)萬字TXT免費下載,免費線上下載,[日]東野圭吾

時間:2017-02-22 12:25 /歷史軍事 / 編輯:迪安
主角叫未知的小說叫《嫌疑犯X的獻身-容疑者Xの獻身(日文版)》,這本小說的作者是[日]東野圭吾傾心創作的一本歷史軍事型別的小說,情節引人入勝,非常推薦。主要講的是:は」 「大した內容ではなかったですよ。以牵、私が纶...

嫌疑犯X的獻身-容疑者Xの獻身(日文版)

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更新時間:2017-09-13 19:35

《嫌疑犯X的獻身-容疑者Xの獻身(日文版)》線上閱讀

《嫌疑犯X的獻身-容疑者Xの獻身(日文版)》第19部分

は」

「大した內容ではなかったですよ。以、私が纶另の治療で通っていた指圧治療院をえてほしいというようなことで」

「指圧ねえ。その程度の用件で彼女から電話がかかってくることは、これまでにもあったんですか」

「用件なんて、いつも大したものじゃないんです。ただおしゃべりがしたいだけです。私にしても、彼女にしても」

「そんな夜中に話すのも、いつものことなんですか」

「珍しくはないですよ。私がこんな仕事をしているから、どうしても夜中になってしまうし。まあ、ふつうはなるべく休を選ぶんですけど、あの時は彼女のほうから連絡があったわけですから」

草薙は頷いた。しかし釈然としない思いが消えたわけではなかった。

店を出て、錦糸町駅に向かいながら、草薙は考えを巡らせた。杉村園子の最後の話が気にかかっていた。三月十の夜中に、花岡靖子は電話で話している。しかも自宅の電話に出たという。

つまり、その時刻に彼女は自宅にいたということだ。

じつは、犯行時刻は三月十の午後十一時以降ではないか、という意見も捜査本部內にはあった。これは無論、花岡靖子を犯人と仮定して作り上げた説だ。カラオケボックスにいたというアリバイまでが本當だとしても、その後に犯行は可能ではないか、というのだった。

だが強にこの意見を推す者はいない。というのは、もしカラオケボックスを出てからすぐに現場に駆けつけたとしても、到著するのは十二時近くになってしまうからだ。その後、犯行に及んだとしても、今度は自宅に戻る通手段がない。通常そうした犯人は、そんな時に痕跡の殘るタクシーを使ったりしない。しかも現場付近は、めったにタクシーが通らないのだ。

さらに例の自転車が盜まれた時刻が絡んでくる。盜まれたのは午後十時以だ。もし偽裝工作だとしたら、靖子はそれまでに篠崎駅に行っていたことになる。偽裝工作でなく、実際に富樫が盜んだのだとしたら、自転車を盜んでから、靖子と會う十二時近くまで、彼はどこで何をしていたのかという疑問が殘る。

以上の事情から、これまで夜のアリバイについて、草薙たちも積極的に調べてこなかった。ところがもし調べていたとしても、花岡靖子にはアリバイがあったことになる。そのことが引っかかっていた。

「なあ、俺たちが最初に花岡靖子に會った時のことを覚えてるか」歩きながら草薙は岸谷に訊いた。

「覚えてますが、それが何か」

「俺、アリバイをどんなふうに訊いたかな。三月十はどこにいたか――そんなふうに訊いたのかな」

「細かいことはよく覚えていませんが、たぶんそんなじだったと思います」

「そうすると彼女は答えたんだ。朝から仕事で、夜はと出かけた。映畫を見に行って、その後はラーメンを食べて、カラオケボックスに行った。家に帰ったのは十一時過ぎだと思う。たしかそうだったよな」

「間違いないと思いますが」

「さっきのママの話では、その後靖子は電話をかけているわけだ。しかも大した用でもないのに電話をくれとメッセージまで殘している。ママが電話をかけたのが一時過ぎで、その後三十分ほど話している」

「それがどうかしたんですか」

「あの時――俺がアリバイを尋ねた時、どうして靖子はそのことをいわなかったんだろう」

「どうしてってだっていう必要がないと思ったからじゃないんですか」

「なぜだ」草薙は足を止め、後輩刑事のほうを向いた。「自宅の電話を使って第三者と話したというのは、自宅にいたことの証明になるぜ」

岸谷も立ち止まった。を尖らせている。

「それはそうですが、花岡靖子にしてみれば、外出先のことを話せば、それで十分だと考えたんでしょう。もし草薙さんが、家に帰ってからのことまで質問していたら、電話のことを話したんじゃないんですか」

「本當にそれだけが理由かな」

「ほかに何が考えられるんですか。アリバイがないことを隠していたならともかく、アリバイがあることを黙っていたんですよ。そのことに拘こだわるほうがおかしいんじゃないかなあ」

不満そうな顔の岸谷から目をそらし、草薙は歩きだした。この後輩刑事は、最初から花岡拇坯に同情的だ。客観的な意見をめるのは無理かもしれないと思った。

草薙の頭の中では、今の晝間に湯川とわした會話の內容が蘇っていた。あの物理學者は、もし事件に石神が関わっているなら殺害が計畫的なものだとは思えない、という主張を曲げようとしなかった。

「彼が計畫したのなら、アリバイ工作に映畫館を使うようなことはしない」湯川はまずその點を上げた。「君たちが疑うように、映畫館に行っていたという供述には説得がないからだ。石神がそのことを考えないはずがない。さらに、もっと大きな疑問がある。石神には、花岡靖子に協して富樫を殺害する理由がない。もし彼女が富樫によって苦しめられていたとしても、彼ならば別の解決策を考案する。殺人などという方法は絶対に選ばない」

石神はそれほど殘酷な人間ではない、という意味かと草薙は訊いた。湯川は冷靜な目をしてかぶりを振った。

情の問題ではない。殺人によって苦から逃れようとするのは理的ではないからだ。なぜなら殺人を犯すことによって、またさらに別の苦え込むことになる。石神はそんな愚かなことはしない。逆に、論理的でありさえすれば、どんな殘酷なことでも成し遂げられる人間だ」

では湯川は、石神はどういった形で事件に関與していると考えているのか。それについての彼の答えは次のようなものだった。

「もし彼が関わったのだとしたら、殺人そのものには手を出せない狀況だった、ということしか考えられない。つまり彼が事態を把した時點で、すでに殺人は完了していたわけだ。そこから彼にできたことは何か。事件の隠蔽が可能なら、それをしただろう。不可能なら、捜査陣の追及を逃れるためのあらゆる方策を練る。花岡靖子たちにも指示を與える。刑事の質問にどのように答え、どのタイミングでどんな証拠を出すか、などね」

要するに、これまで花岡靖子や美里が草薙たちに行ってきた供述のすべては、彼女たちの意思によるものでなく、石神が後ろで糸を引くことによって成されたものだ、というのが湯川の推理だった。

しかし物理學者は、そこまで斷言した後で、靜かにこうも付け加えた。

「もちろん、これらはすべて僕の推理にすぎない。石神が関與しているという提で組み立てたものだから、その提そのものが間違っている可能だってある。いや僕としては、是非とも間違っていてほしい、自分の思いすごしであってほしいと願っているんだ。心の底からね」そんなふうにいった時の彼の表情は、珍しく苦しげで、しそうでもあった。せっかく出會えた舊友を再び失ってしまう――そのことに怯えているようにすら見えた。

湯川がなぜ石神に疑いをくようになったのか、それについて湯川はとうとう草薙に話そうとしなかった。どうやら石神が靖子に好意を持っていることを見抜いたのがきっかけのようだが、どういう拠で見抜けたかについては、決して語ろうとしないのだ。

だが草薙は湯川の観察と推理を信頼している。彼がそんな考えを持ったかぎりは、まず的はずれということはありえないとさえ思っている。そう考えてみると、まりあんで聞いた話にさえも、頷けるところが見えてくるのだ。

三月十夜のアリバイについて、なぜ靖子は草薙に話さなかったのか。もし彼女が犯人で、警察に疑われた時のために用意しておいたアリバイなら、すぐにでも話しておきたいところだ。そうしなかったのは、石神の指示があったからではないか。そしてその指示とは大まかにいうと、「必要最低限のことしかしゃべらないこと」ではなかったか。

草薙は、まだ湯川が今ほど今度の事件に関心を持っていなかった頃に、彼が何気なくにした言葉を思い出していた。花岡靖子が映畫館のチケットの半券をパンフレットの間から出してきたという話をした時、彼はこういったのだ。

「ふつうの人間なら、アリバイ工作に用意した半券の保管場所にまで気をらない。刑事が來た時のことを考えてパンフレットに挾んでおいたのだとしたら、相當な強敵だぞ」

六時を少し回り、靖子がエプロンを外そうとした時、一人の客が入ってきた。いらっしゃいませ、と條件反で愛想笑いを浮かべたが、相手の顔を見て當した。知っている顔だ。だがよくは知らない。わかっているのは、石神の古い友人ということだけだ。

「僕のことを覚えていてくださいましたか」相手は訊いてきた。「以、石神に連れてきてもらったのですが」

「あ、ええ、覚えていますよ」彼女は笑顔を取り戻した。

「近くまで來たものですから、ここの弁當を思い出しましてね。あの時の弁當は、大変おいしかった」

「それはよかったです」

「今はそうだな、おまかせ弁當にしようかな。石神がいつも買っているそうだけど、回は売り切れてたんだった。今はどうですか」

「大丈夫ですよ」靖子は奧に註文を伝えてから、改めてエプロンを外した。

「あれっもうお帰りですか」

「ええ。六時までなんです」

「そうでしたか。これからアパートにお帰りになるんですね」

「はい」

「じゃあ、そのへんまで御一緒させていただいてよろしいでしょうか。少しお話ししたいことが」

「あたしに、ですか」

「ええ。相談、といったほうがいいかな。石神のことでちょっと」男は意味ありげに笑いかけてきた。

靖子はわけもなく不安になった。

「でもあたし、石神さんのことは殆ど何も知らないんですけど」

「お時間はとらせませんよ。歩きながらで結構なんです」調はらかだが、強引な物言いをする男だった。

「じゃあ、少しだけ」彼女は仕方なくそういった。

男は湯川と名乗った。石神の出大學で、現在は助授をしているという。彼の弁當が出來上がってくるのを待って、二人で店を出た。

靖子はいつものように自転車で來ている。それを押しながら歩きだそうとすると、「それは僕が」といって、湯川が代わってくれた。

「石神とゆっくり話をされたことはないんですか」湯川は訊いてきた。

「ええ。お店にいらした時に御挨拶する程度で」

そうですか、と彼はいい、そのまま黙った。

「あのそれで、相談というのは」彼女はたまらずに訊いてみた。

しかし湯川は相変わらず何もいわない。不安が靖子のでさらに広がった頃、ようやく彼はを開いた。

「あいつは純粋な男です」

「えっ」

「純粋なんですよ。石神という男はね。彼のめる解答は、常にシンプルです。いくつかのものを同時にめたりしない。そこに到達するために選ぶ手段もまたシンプルです。だから迷いがない。少々のことでぐらついたりもしない。でもそれは、生き方があまり上手くないということでもあります。得られるものはすべてかゼロか。いつもそういう危険と隣りわせだ」

「あのう、湯川さん」

「失禮。これじゃあ、何をいいたいのかわかりませんよね」湯川は苦笑した。「石神と初めてお會いになったのは、今のアパートに越してこられた時ですか」

「ええ、御挨拶に伺いました」

「その時に、今の弁當屋さんで働いていることもお話しになったんですね」

「そうですけど」

「彼がべんてん亭に通い始めたのも、その時からですね」

「それはそうかもしれません」

「その頃、彼との數少ないやりとりの中で、何か印象に殘っていることはありませんか。どんなことでも結構ですが」

靖子は困した。思ってもみない質問だった。

「どうしてそんなことをお訊きになるんですか」

「それは」湯川は歩きながら彼女を見つめてきた。「彼が僕の友人だからです。大事な友人だから、何があったのかを知っておきたいんです」

「でもあたしとのやりとりなんて、大したことじゃあ」

「彼にとっては重要だったはずです」湯川はいった。「とても大切なことだったんです。そのことはあなたにもわかるはずです」

真剣な眼差しを見て、靖子はなぜか鳥肌が立つのを覚えた。この男は、石神が彼女に好意を寄せていることを知っているのだと悟った。だから、何がきっかけでそうなったのかを知りたがっているのだ。

そういえば、そのことについて一度も考えたことがなかったことに靖子自が気づいた。しかし一目惚れされるほどの美貌でないことは彼女が一番よくわかっている。

靖子は首を振っていた。

「特に何も思いつきません。ほんとにあたし、石神さんとは殆ど話をしたことがなくて」

「そうですか。案外、そういうものなのかもしれないな」湯川の調が幾分らかいものになった。「あなたは彼をどう思いますか」

「えっ」

「彼の気持ちに気づいていないわけではないでしょうそのことについて、どう思っておられるんですか」

唐突な質問に彼女は困した。笑ってごまかせる雰囲気ではなかった。

「あたしのほうは特に何ともいい人だとは思いますけど。頭もとてもよくて」

「頭がよくて、いい人、だということは御存じなんですね」湯川は足を止めた。

「それは、あの、何となくそんなふうに思っただけです」

「わかりました。お時間をとらせて申し訳ありませんでした」湯川は自転車のハンドルを差し出してきた。

「石神によろしく」

「あ、でも、石神さんに會うかどうかは――」

だが湯川は笑顔で頷くと、くるりと踵を返した。歩き始めた彼の背中に、靖子はいいようのない威圧を覚えた。

14

不機嫌そうな顔が並んでいた。不機嫌を通り越して苦の表情を浮かべている者もいる。それすらも越えてしまった者は、お手上げとばかりに諦め顔だ。森岡にいたっては、試験開始から問題用紙を見ようともせず、頬杖をついて窓の外ばかり眺めている。今晴で、町並みの彼方まで青空が広がっている。こんなくだらないことで時間を奪われなければ、思う存分バイクで走り回れるのに、と悔しがっているのかもしれない。

學校は休みに入っていた。しかし一部の生徒たちには憂鬱な試練が用意されていた。期末試験後に行われた追試験でも格ラインに達しなかった者が多すぎて、急遽補習授業が行われることになったのだ。石神が受け持っているクラスで補習を受けねばならないのは、ちょうど三十人だった。これは他の科目に比べて異常に多い數字だ。そして補習後に、もう一度試験をする。その再追試のが今だった。

試験問題を作っている時、石神は頭から、あまり問題を難しくしないよう釘をされていた。

「こういう言い方はしたくないんだけど、はっきりいって形だけのことだからね。赤點のままで進級させるわけにはいかないってだけのことだから。石神先生だって、もうこんな面倒なことはしたくないでしょ。そもそも石神先生の問題は難しすぎるってからいわれてるんだ。だから再追試のほうは、全員がすぱっと格できるように、まあよろしく頼みますよ」

石神としては、自分の作る問題が難しいとは思わなかった。むしろシンプルだと思っている。授業でえたことから逸脫していないし、基本的なことさえ理解していれば、すぐに解けるはずだった。ただ、少しだけ目先を変えてある。その変え方が、參考書や問題集によくある問題とはひと味違う。だから解法の手順を覚えているだけの生徒は戸う。

しかし今回は頭の指示に従った。出來の問題集から、代表的な問題を流用した。ふつうに訓練していれば解ける程度の問題だ。

森岡が大欠をし、時計を見た。石神が見ていると目がった。気まずそうにするかと思ったが、森岡は大袈裟に顔をしかめ、両手でxを作った。とても解けない、といいたいようだ。

そんな彼に石神は、にやりと笑ってみせた。すると森岡は少し驚いた顔をした後、同様ににやりと笑い、また窓の外を眺め始めた。

微分積分なんて一何の役に立つんだよ――以、森岡が発した質問を石神は思い出した。オートレースを例に出して、その必要を説明したが、果たして理解できたかどうかは怪しい。

だがあんな質問をしてきた森岡の姿勢が、石神は嫌いではなかった。なぜこんな勉強をするのか、という疑問を持つのは當然のことだ。その疑問が解消されるところから、學問に取り組む目的が生まれる。數學の本質を理解するにも繋がる。

ところが彼等の素樸な疑問に答えようとしない師が多すぎる。いや、たぶん答えられないのだろうと石神は考えていた。本當の意味で數學を理解しておらず、決められたカリキュラムに沿ってえ、生徒に一定の點數を取らせることしか考えていないのだから、森岡が投げかけたような質問は、ただ煩わずらわしいだけなのだ。

こんなところで自分は何をしているのだろ

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嫌疑犯X的獻身-容疑者Xの獻身(日文版)

嫌疑犯X的獻身-容疑者Xの獻身(日文版)

作者:[日]東野圭吾
型別:歷史軍事
完結:
時間:2017-02-22 12:25

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